CDS OSAKA 2021 Pre-EVENT 記憶の青-Microplastics Dance-
日時:2021年 10月22日(金)19:00開演予定
会場:大阪市立青少年会館KOKOPLAZA (エクスプレス・ココ200)大阪市東淀川区東中島1丁目13-13
「記憶の青―Microplastics Dance―」
原作:西田敬一
脚色・演出・構成:山田いづみ
演出補佐・テクニカルディレクター:五十田淳
振付・構成・出演:CDS実行委員 岡野亜紀子/ 小谷ちず子/森美香代
振付・出演:藍木二朗/SHUNJI/
出演:アナーキー/Keitric/仙波晃典/so-ma/田中彩子ayachu/ヒペ/古薮直樹/柳井枝里
音楽:宗 誠一郎/ミルクロータス
映像写真:Noel Slatter
「作品概要」
この作品は西田敬一のダンス台本を元に山田いづみが脚色、演出し、CDS実行委員がダンスにした東西交流ダンス作品です。
「ダンス台本 マイクロプラスティック・ダンス」西田敬一
この台本は、ビニール袋、ペットボトル、食品トレイなど、様々なプラスティック製品が破棄されるなどして海水の溶け込み砂浜に堆積し、また海洋生物始め様々な生き物に有害物質として被害を与えると言われているマイクロプラスチックの姿を描こうという台本である。といっても、ダンサーはここに書かれていることを参考に、それぞれが思い描くプラスティックの世界を表現してもらえればいいと思う。
ただし、ダンサーは自分の肉体が今も確実にプラスティックに浸食されているにも関わらず、ビニール袋からペットボトルから衣装,さらには電化製品や家具に至るまでさまざまなプラスティック商品に囲まれ、その便利性に慣らされている生活を送っていることに自覚的であってほしいと思う。
「記憶の青―Microplastics Dance―」西田敬一氏の思いを受けて 山田いづみ
何をどうダンスで表現するべきなのか?!
ダンスとは何か?!
紅蜘蛛が求愛のダンスを踊るように、動物園の象が気持ちを落ち着かせるために身体を揺らしステップを踏むように。太古の昔から命あるものは生命の衝動として踊ってきた。そして神への祈りとして、生命言語として。意思伝達としての衝動はダンスとなった。
文明、科学の発達は、今や自然言語としての日常会話さえ短絡化させ、AI(記号化した)言語にとって変わろうとしている。ヒトの意思伝達までも短絡化しロボットに命令するかの如くです。
人間の強欲な便利さへの追求は、差別を生み、想像力を蝕み、人間を生命ある生き物を傷つけてしまう。
何より地球を滅ぼそうとしている。果たして人間自らがそれを食い止めることは出来るのか⁈
命宿す女として、命与える男として、生命の衝動を踊るダンサーとして語り掛けたいと思います。
人間は地球上の美しい生き物なのだろうか⁈
人間は、地球環境を破壊する単なるゴミではないのだろうか⁈
人間ってやつは、人間ってやつは、、、、、きっと…
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